水族館の投書に「1000万円使っても好きになってもらえない」　重い悩みにクラゲ担当が回答「見返りを求めてはいけない」

2019年12月23日（月）17時2分　BIGLOBEニュース編集部

画像提供：魔装竜めんきりドレイク (@ztchuhi) さん

水族館の投書コーナーに寄せられた重い恋愛の悩みに対し、スタッフが返した答えが秀逸だとTwitterで反響を呼んでいる。

すみだ水族館には、水族館スタッフならではの視点で恋愛の悩みをアドバイスする「水族館スタッフの恋愛相談コーナー」がある。そこに寄せられた29歳女性からの悩みは、「ホストに恋をしてしまいました。1000万円使っても好きになってもらえません。どうしたらいいでしょうか…」というもの。この投書に回答したクラゲ担当のスタッフは、「ホストとお客さん、魚たちと飼育スタッフの関係って似ている気がします」と切り出す。そこから、スタッフが愛情をもって世話をしても、魚にとっては「ゴハンをくれる人」程度の認識しかないと話を展開。それでも、一生懸命に世話をするのは「好きだから」だと説き、「要するに、見返りを求めてはいけないということですね」というアドバイスを送った。

この恋愛相談とスタッフの回答は、「水族館のアンケートが重すぎる」とTwitterに投稿され拡散。「クラゲ担当さんの意見がまっとうすぎてうけたｗ」「流石、クラゲを見ているだけあるなと思いました。たぶん、最も見返りを感じにくい子ですもんね」「ちゃんと受け答えしてくれる飼育員さんやスタッフの人たちの律儀なところが泣けてくる…」といった声が寄せられ、大きな反響となっている。

水族館スタッフの恋愛相談コーナー