レノボ、2020年以降「教育にAR・VRが浸透」と予測

2019年12月25日(水)16時45分 リセマム

レノボ

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レノボ・ジャパンは2019年12月24日、コーポレートCOOのジャンフランコ・ランチ氏が予想した2020年以降の10大テクノロジートレンドを発表した。2020年以降、教育には拡張現実(AR)や仮想現実(VR)が浸透し、グローバルな教育の機会均等に貢献すると予測される。

 リサーチ&アドバイザリ企業のガートナーは、米国の高等教育機関の60%が2021年までに授業でVRを使用するようになると予測している。学生にとって、野外活動、観光、文化交流などの体験を通じた学びは貴重なものとなる。教室にいながらもAR・VRを通じ世界中を旅して地理を学び、バーチャル空間内で科学実験を行い、通常では訪れることができない史跡も巡ることができるようになる。ARやVRを活用して没入感のある体験をすることで、鮮烈、鮮明な記憶が残る。没入体験は学びの最強のツールだという。

 ARやVRといったテクノロジーは地域や言語を問わずに導入できる。そのため、グローバルな教育の機会均等に貢献する。また、教師が生徒ひとりひとりの学習進度を簡単に把握できるので、各自の学習ペースに合わせてパーソナライズしたカリキュラムで指導できるようになると考えられる。

 2020年以降の10大テクノロジートレンドではこのほか、「2020年は5Gの年になる」「新技術によるワークスタイルの革新が続く」「医療の地域間格差をスマートテクノロジーが解消する」「クラウドゲーミングが広がる」などがあがった。

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