「試食コーナーでの背徳的行為」を咎められずに繰り返す あるウインナー好きの「ひと手間」に反響「この手があったか」

2022年12月31日(土)13時0分 Jタウンネット

「ふふふこれで試食したのに買わないで立ち去るという後ろめたい行為を無限に繰り返すことができるぞ」

そんな「怪しげ」なコメントを添えて、2022年12月24日にツイッターに投稿された写真がいま話題となっている。

それが、これだ。

デパ地下やスーパーでよく見かけるやつだ。つい手を伸ばしてしまいがちな、試食コーナーのアレである。一つつまんで「お、意外に美味しいね」とか「今度、買おうかな」と、口では言うものの、実際に商品を購入することは、ほとんどない......。誰でも経験があるのではないだろうか。

だが、「試食品をひとりで大量にに食べる」なんていうのはいくらなんでも迷惑だ。

いったい、この投稿はどういうことなのか?

Jタウンネット記者は、投稿者の「まくはしおくや」さんに詳しい話を聞いた。

クッキングシートを敷いて弱火でじっくり焼く

「まくはしおくや」さんによれば、この試食用のプレートは、「まくはしおくや」さんが自宅で再現したもの。なるほど、自分で作ったのなら無限に繰り返しても誰にも迷惑かからない......!

「まくはしおくや」さんはこの「行為」を思いついたきっかけを、次のように語った。

「数年ほど前、『ウインナーの試食に特有の、あの美味しそうないい匂い』をふと思い出して、家でやってみようと思いつきました。調べてみると同じことを考えた人はすでにいたようで、web上で『クッキングシートを敷いて弱火でじっくり焼くだけで試食のあの味が出せる』というレシピも見つけてその通りに試し成功しました」

そして1週間ほど前、寝る前にそのときの記憶と「ウインナーの試食に特有の美味しそうなあの匂い」を思い出したため、今回また作り、ツイートしたという。

ところでふとしたときに「あの匂い」を思い出すということはやはり、「まくはしおくや」さんはかなりの「デパ地下やスーパーの食品売り場好き」らしい。

なぜだろうか。記者が尋ねると

「子供のころによく行って
たのと、高級すぎない大衆的な感じがあって......」

とのこと。ちなみに、「無限に試食気分」をやるときにはシャウエッセンと決めているそうだ。

「ズルをしてるようなワクワク感」

とはいえ、やっていることとしては「家でウインナーをひと手間かけてから焼いて食べる」である。そんなに背徳感があるものなのだろうか......?

次に「気持ち」の面に焦点を当てて聞いてみると、まくはしおくやさんはハイテンションで答えてくれた。

「焼いている時点から『あのいい匂い』がしてテンションが上がるのも楽しいし、シャウエッセン一袋しか使ってないのに嘘だろこれ全部食べていいのか!? とズルをしてるようなワクワク感があってコスパがいいし、何より『試食だと不思議と美味しいのに家で食べるとそこまで......』というがっかり感が全く無くて、あの不思議なほどの美味しさがちゃんとそのまま家でも再現できるのが最高です。
ウインナーという食べ物のポテンシャルの高さを感じます」(「まくはしおくや 」さん)

結論——「無限試食」はものすごく、とんでもなく、とてつもなく楽しいらしい(そして、シャウエッセンはおいしい)。

そんな興奮が伝播したのか、ツイッター上にはこんな声が寄せられている。

「うわ!夢の空間だ!!やりたい!!!!」「天才現る!」
「そうか!この手があったか!」

デパ地下やスーパーで味わった、あの思い出の味を自宅でも楽しみたい。そう考える人は少なくないようだ。読者の中にも、試してみたくなった人はいるだろう。

Jタウンネット記者も、「無限に試食気分」を味わってみたい、できれば缶ビール片手に......。

Jタウンネット

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