国際宇宙ステーション/きぼう 明朝、関東や東海などで観測チャンス
2019年1月10日(木)17時0分 ウェザーニュース
2019/01/10 15:59 ウェザーニュース
JAXA(宇宙航空研究開発機構)によると、明日11日(金)朝に国際宇宙ステーション/きぼうが日本付近を通過します。
関東や東海などで観測チャンス
11日(金)の6時9分頃、遮る雲が無ければ東北、関東、中部地方を中心に広いエリアで国際宇宙ステーション/きぼうを観測出来るチャンスがあります。
気になる天気は?
11日(金)は、西高東低の気圧配置となるため、太平洋側は冬晴れとなり国際宇宙ステーションを見られる可能性があります。
一方、日本海側は朝ほど雲が多いため、東北の日本海側や北陸などでは雲に邪魔されてしまいそうです。
見やすい場所は?
空が開けていて、周りに高い建物が少ないほうが見つけやすいです。
ただ、通常の天体観測とは異なり、空が真っ暗なところに行かなくても大丈夫です。条件がよければ-2等星ほどの明るさ(1等星の約15倍)になる国際宇宙ステーションは、街中でも見つけやすく、方角と仰角が合えば公園や家のベランダで気軽に見られます。
国際宇宙ステーション/きぼうって?
国際宇宙ステーション(ISS)は、地上約400km上空に建設された、人類史上最大の宇宙施設です。(中略)
特別な環境を利用して、宇宙での実験・研究や地球・天体の観測などを行うプロジェクトが国際宇宙ステーション(ISS)計画です。(出典:JAXA)