「おむつ交換台は元に戻して」 車椅子利用者が多目的トイレのベビーシート利用で呼びかけ
2018年1月16日(火)12時55分 BIGLOBEニュース編集部
多目的トイレではおむつ交換台を使い終わったら元に戻してほしいと、車椅子利用者がTwitterで呼びかけ、反響を呼んでいる。
多目的トイレには、車椅子利用者以外にも様々な人が利用できるよう、赤ちゃんのおむつを換えるためのシートやベビーチェア、高齢者や妊婦のためのベンチやベッドなど、多くの設備が設置されている。ある車椅子利用者が訪れた多目的トイレにもおむつ交換台があったが、使用後そのままの広げられた状態だったという。車椅子利用者は「これを戻すのが一苦労」のため、「多目的トイレのおむつ交換台は、使ったら必ず元に戻して欲しい」と協力を求めている。
この投稿には車椅子利用者からの共感の声や、これから気を付けたいというコメントが殺到。また、「便器の目の前に設置する」のは「使用される車イスの方への気遣いや配慮がない」、「車椅子ユーザーでも使えるようにすれば、もちろん車椅子ユーザーでも元に戻せるようになりますね」など、設備を見直すべきとの声も寄せられ大きな反響となっている。
また、別の投稿では、盲導犬の利用者にとってもおむつ交換台の放置は迷惑だという声もあがっている。おむつ交換台が「中途半端な高さなので、盲導犬が避けてくれてもぶつかったり」するという。筆者が確認のため入った多目的トイレでも、おむつ交換台が広がったままの状態。シートは便器のすぐ近くまで降りているため、車椅子を近づけるためには折りたたむしかなかった。重さもある程度あるため、使用後は折りたたんで元の状態に戻すようにしたい。
今日、車椅子で吉祥寺の街を回っててこれは全国のお母さんに伝えたいのだけれども、、。
— Ratchi (@Terayan0103) 2018年1月14日
多目的トイレのおむつ交換台は、使ったら必ず元に戻して欲しいです(>_<)
車椅子ユーザーの方にはこれを戻すのが一苦労なので?????? pic.twitter.com/9lXHsDsPKf
私の友人の盲導犬ユーザーさんからのお願い。
— さわさわっ (@sawanuts) 2017年6月20日
障害者用トイレに行くと。
大抵赤ちゃんのオムツ替え用ベットが倒れたままになっていて、中途半端な高さなので、盲導犬が避けてくれてもぶつかったりします。
オムツ替え用ベットは必ず戻してね。#RT