北陸などの雪はピーク過ぎるも一部で吹雪 明日は低気圧接近で荒天
2023年1月29日(日)9時30分 ウェザーニュース
2023/01/29 09:20 ウェザーニュース
今日29日(日)は冬型の気圧配置が西から弱まり、広範囲での雪のピークは過ぎました。ただ、北陸から北日本の一部では吹雪や強い雪になっており、引き続き注意が必要です。また、明日30日(月)は低気圧が接近するため、荒れた天気となるおそれがあります。
昨夜から積雪が大幅に増加
昨夜は北陸を中心に雪が強まり、積雪が大きく増加しました。9時までの12時間では新潟県魚沼市・守門で42cm、津南町で37cm、富山県魚津市で24cmの降雪を観測。守門は積雪309cmと、この冬初めて3mに達しています。
今朝になり強い雪の峠は越えたものの、一部に活発な雪雲が残っていて、午後にかけて雪が降りやすくなる見込みです。
北日本では沿岸部を中心に風が強く、平均で10m/sを超えるような強風が吹いています。雪雲がかかると吹雪になりますので、車で移動する方は急な視界の悪化に注意をしてください。
明日は北陸で一時的に雨の所も
30日(月)午後の雪・雨の予想
明日30日(月)は冬型の気圧配置が弱まります。日本海側は天気が回復する間もなく、低気圧が近づいてくるため、午後を中心に広い範囲で雪や雨が降る予想です。
低気圧に向かって暖かな空気が流れ込むため、北陸の平野部では雨に変わる所が多くなります。ここ数日で一気に積雪が増えた所に雨が降ることで、路面状況が悪化が心配です。
北日本は低気圧が通過するタイミングで雪や風が強まり、積雪の急増や吹雪による視界悪化のおそれがあります。明日も移動の際は十分に注意をしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)