国際宇宙ステーション/きぼう 今夜、東海から九州で観測チャンス

2023年2月3日(金)10時30分 ウェザーニュース

2023/02/03 10:30 ウェザーニュース

JAXA(宇宙航空研究開発機構)によると、国際宇宙ステーション(ISS)/きぼうが、3日(金)18時49分頃から日本付近を通過します。
今回見られるのは、東海から九州にかけてのエリアです。日が沈んで暗くなった空を見上げて、国際宇宙ステーションの姿を探してみてください。
日本人宇宙飛行士の若田光一さんもISSに長期滞在しています。
※記載は見え始める時刻の目安です。この時刻から数分間で上空を通過し、肉眼でも観察可能です。

気になる天気は?

3日(金)19時 天気分布予想

関東はだんだんと雲が広がり、にわか雨や雪の可能性があります。北日本も日本海側を中心に曇りや雪のところが多く、ISS観測は難しそうです。
北海道の太平洋側や東海から九州は晴れるところが多く、夕方の時間帯は観測できるチャンスがありそうです。

観測のポイント

日没後や日の出前に国際宇宙ステーションが上空を通過すると、一番星のような明るい点が、はじめはゆっくり、天頂に近づくほど速く動いているように見えます。
条件がよければマイナス2等星ほどの明るさ(1等星の基準の約15倍)になる国際宇宙ステーションは、街中でも見つけやすく、方角と仰角が合えば公園や家のベランダで気軽に見られます。
確実に発見したい場合は、できるだけ空が開けていて、周りに高い建物が少ない場所がおすすめです。

国際宇宙ステーション/きぼうとは

シャッターを数分間開けた写真(2023年1月8日)

国際宇宙ステーション(ISS)は、地上約400km上空に建設された、人類史上最大の宇宙施設です。
特別な環境を利用して、宇宙での実験・研究や地球・天体の観測などを行うプロジェクトが国際宇宙ステーション(ISS)計画です。

(出典:JAXA)

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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