弁当食べた幼稚園児ら511人に下痢や嘔吐などの症状、ノロウイルス検出…重症者はなし

2025年2月4日(火)22時6分 読売新聞

愛知県一宮市

 愛知県一宮市保健所は4日、同市の「尾張シルバー給食」が提供した弁当を食べた幼稚園の園児や職員など計511人が下痢や嘔吐おうとなどの症状を訴え、一部からノロウイルスが検出されたと発表した。同日夕の時点で入院した人や重症者はいないという。市は食中毒と断定し、同社の弁当製造施設を当面の間、営業禁止処分にした。

 発表では、1日に2か所の幼稚園から「複数の職員に下痢や嘔吐の症状がある」と連絡があった。その後の調査で、この2か所を含め、同社から1月29日以降に弁当の提供を受けた幼稚園7か所の計488人と、6事業者の計20人、配食サービスを受けている3人の計511人に食中毒の症状が出ていることを確認した。このうち9人と弁当の調理に従事した人の便からノロウイルスが検出された。

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