関東で大雪　高速通行止め多数か　鉄道もダイヤ乱れる　明日はリモートワーク推奨（2月5日更新）

2024/02/05 11:32 ウェザーニュース

今日5日(月)は南岸低気圧の影響で関東の広い範囲で大雪となり、高速道路の通行止めや、鉄道の大幅な乱れなど交通機関に大きな影響が出るおそれがあります。今日は早めの帰宅を。
6日(火)午前中も影響が残る予想のため、可能であればリモートワーク等の活用をおすすめします。（2月5日更新）

＜高速道路（関東）＞冬用タイヤ装着・滑り止め装置の携行必須

今日5日(月)は、関東の高速道路では雪が降り始める前から冬タイヤ規制が始まりました。
夕方頃には道路にしっかり積雪しはじめ、通行止めが発生する可能性があります。特に北関東や甲信方面に向かう道路では影響が長引きくおそれがあります。
また、首都高速では予防的に通行止めを行う可能性もあります。車で移動を予定している方は、各高速道路会社のホームページなどからこまめに最新情報の確認をお願いします。
首都圏で積雪となった場合、数センチであっても道路ではスリップ事故が多発し、車での移動は困難を伴う可能性が高まりますので、警戒が必要です。
明日6日(火)午前中も通行止めの影響が残る可能性があります。また、一般道でも積雪が残っている予想のため、冬用タイヤの装着や滑り止め装置の携行を必ずしてください。可能であればリモートワーク等の活用をおすすめします。

＜高速道路（全国）＞一部区間で通行止めの可能性

東海から東北の路線を中心に、速度規制や一部区間で通行止めとなる可能性があります。
規制の有無や通行止め情報などは、各高速道路会社から発表される情報を確認してください。
また、一般道でも雨や雪の影響で視界が悪くなったり、雪の影響で積雪や路面凍結の可能性もあります。冬用タイヤの準備をお願いします。

＜鉄道＞関東は広範囲で大幅なダイヤの乱れ

関東の路線は雪の影響でダイヤが乱れ、広い範囲で遅延や一部運休となる可能性があります。
【在来線】
今日5日(月)の夕方以降の帰宅時間帯はエリアによって積雪の可能性があり、遅い時間ほど積もるリスクは高まります。
夜からは雪の影響で大幅にダイヤが乱れる予想です。特急列車などは一部運休の可能性があります。都心の駅構内では混雑も予想されますので、電車で帰宅を予定されている方は、早めの帰宅がおすすめです。
明日6日(火)朝は雪や凍結の影響が残る可能性があるため、最新の運行情報を確認するようにしてください。

【新幹線】
東京駅での雪の影響で、北日本や北陸に向かう新幹線や東海道新幹線は5日(月)午後からから雪の影響が出始めます。夜にかけて遅延が発生するおそれがあります。
明日6日(火)午前中は大きな影響はない予想です。
ご利用の際は各鉄道会社のホームページなどで最新の運行情報を確認するようにしてください。

＜航空＞羽田・成田は欠航や条件付き運航あり

九州から関東にかけての広い範囲で雨雪や風が強まり、遅延または条件付き運航となる可能性があります。
羽田空港や成田国際空港でも雪や風の影響により、5日(月)昼前から6日(火)午前の便にかけて、遅延または条件付き運航の可能性があります。また、夜間の空港運用に制限のある大阪国際空港や福岡空港では、羽田空港を発着する便で既に欠航がでています。
最新の運航情報などは、各航空会社から発表される情報を確認してください。