囲碁の棋聖戦第3局が再開…一力遼棋聖と井山裕太王座、「大きな勝負所やってくる」

2025年2月6日(木)14時5分 読売新聞

封じ手を打つ一力遼棋聖(左、右は井山裕太王座)(6日、仙台市で)=西孝高撮影

 囲碁界の最高位を争う第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)、一力遼棋聖(27)と挑戦者・井山裕太王座(35)の第3局は6日午前9時過ぎ、仙台市の宮城県知事公館で再開された。

 序盤に左上で始まった戦いが下辺まで波及した局面で、1日目を終えていた。立会人の山下敬吾九段が開いた一力棋聖の封じ手は、下辺の黒83。続く黒85とセットで、白に下辺で生きるよう促し、自らは盤面の右側へ出て行こうとする手だ。白92まで井山王座が下辺で治まると、一力棋聖は右下の黒93に回った。

 解説の林漢傑八段は「両者が優れた大局観を発揮し、互角の中盤戦が続いている。この後、互いに先着を狙う上辺や広い右辺を巡り、大きな勝負どころがやってくるだろう」と話している。

【2日目】午前10時30分まで1〜97手

持ち時間各8時間白・井山3・47分黒・一力5・34分

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