岐阜市の柴橋正直市長が「慢性リンパ性白血病」公表、「高額療養費」の負担上限額引き上げに反対

2025年2月8日(土)9時17分 読売新聞

柴橋正直氏

 岐阜市の柴橋正直市長(45)が7日に記者会見し、自身も慢性リンパ性白血病であることを明かし、政府が検討する「高額療養費制度」の自己負担上限額引き上げに反対の意思を示した。

 柴橋氏は市長ではなく、政治家個人としての考えだと強調し、「現役世代が、経済的な理由から生きることを諦める選択を迫られるような高額療養費制度の見直しに反対」と訴えた。

 2023年12月に慢性リンパ性白血病の診断を受け、今年1月から内服治療を始めたという。進行度合いは「ステージ0」で自覚症状もなく、元気に仕事ができていると説明した。

 「健康そのものである私も、ある日突然当事者になる。闘病中の方が希望を持てる制度となるように求め続けましょう」と呼びかけた。

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