立民が擁立した尾辻朋実氏、野党県連など「5者会議」が支援検討へ…参議院選挙鹿児島選挙区

2025年2月9日(日)16時15分 読売新聞

 今夏の参院選鹿児島選挙区(改選定数1)について、連合鹿児島と立憲民主党、国民民主党、社民党の各県連、鹿児島県議会の野党会派・県民連合でつくる「5者会議」は8日、会合を開き、立民が擁立した尾辻朋実氏(44)以外に具体的な候補予定者がいないことを確認した。5者会議として一致して尾辻氏を支援するか検討を進める。

 尾辻氏は、自民党の現職で今期で引退する尾辻秀久・前参院議長(84)の三女。自民党の公募には漏れたが、無所属で出馬することを表明。立民は推薦を決めた。

 非公開の5者会議で立民は尾辻氏の擁立を報告。社民は独自候補を立てない方針を伝え、国民は候補者を公募したが「擁立に至っていない」と説明した。連合鹿児島は尾辻氏の支援について協議に入ることを伝えた。結果を各団体に持ち帰り、次回の5者会議で方針を検討するという。

 会合後、連合鹿児島の下町和三会長は、尾辻氏について「熱意があり、エネルギー政策などでは同じ立場を主張している。様々な意見がある中で、前向きに検討していきたい」と述べた。

 自民党は前参院議員の園田修光氏(67)を公認候補予定者に決定。同党の外薗勝蔵県議(73)は無所属で立候補する意向を示している。

ヨミドクター 中学受験サポート 読売新聞購読ボタン 読売新聞

「擁立」をもっと詳しく

「擁立」のニュース

「擁立」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ