関東の内陸部や甲信、東北南部で積雪 甲府市は午後4時の積雪20センチ

2023年2月10日(金)16時21分 tenki.jp

きょう10日午後4時現在、近畿から東北南部の広い範囲で雪や雨が降っており、関東甲信や東北南部で雪が積もっている所があります。近畿は夕方まで雨で、東海や関東甲信は夜にかけて、東北南部はあす明け方にかけて雪や雨が降るでしょう。

南岸低気圧の影響で広く雪や雨

きょう10日は、本州南岸を低気圧が東進中で、午後4時現在は近畿から東北南部にかけての広い範囲に雪雲や雨雲がかかっています。近畿や東海では雨の所が多いですが、関東甲信や北陸、東北南部では雪の降っている所が多く、午前中は東京23区でも雪の積もった所がありました。
午後4時現在の積雪は、山梨県甲府市と長野県松本市20センチ、埼玉県さいたま市5センチ、秩父市14センチ、群馬県前橋市6センチと、いずれも今シーズン最も深く雪が積もっています。

甲府市は積雪20センチに

こちらは山梨県甲府市内の様子です。甲府市は午前7時の積雪は0センチでしたが、その後一気に雪が降り積もり、午後4時には20センチです。2016年の積雪12センチを超えて、ここ15年では2014年の記録的大雪に次ぐ積雪となっています。
報道によりますと、山梨県内では雪の影響できょうは閉園となった遊園地があるとのことです。

関東も内陸部は積雪

東京都心は積雪を観測していないものの、関東の内陸部では雪が降り続いており、あちらこちらで雪が積もっています。上の写真は東京都八王子市内の様子で、道路にも2〜3センチの雪が積もっているとのことです。

東北もまとまった雪に

東北地方も昼頃から雪の降り方が強まっています。午後4時現在の積雪は、福島県福島市10センチ、宮城県仙台市6センチです。
午後3時の仙台市内は降り始めの頃より、少し湿り雪に変わってきた、というリポートがありました。

雨や雪の見通し

低気圧の東進に伴って雨雲や雪雲も東へ移動しています。近畿の雨は夜にはやむ所が多いでしょう。東海では夜にかけて雨が続き、雨脚の強まる所がありそうです。岐阜県の山沿いや静岡県内では雪の所があるでしょう。
山梨県や長野県、関東の内陸部は、夜にかけて雪が降り、積雪がさらに増えるでしょう。徐々に雨のまじる所もあり、湿った重い雪となりそうです。大雪や路面の凍結による交通障害などに警戒が必要です。関東の沿岸部は夜にかけて本降りの雨で、風が強いでしょう。
東北南部は、あすの明け方にかけて雪の降る所が多いでしょう。交通障害に警戒するとともに、屋根からの落雪などにも注意してください。

tenki.jp

「積雪」をもっと詳しく

タグ

「積雪」のニュース

「積雪」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ