北日本は暴風雪で積雪急増 西日本は午後から大雪に警戒

2020年2月17日(月)6時40分 ウェザーニュース


2020/02/17 06:39 ウェザーニュース

日本海と太平洋を低気圧が発達しながら進んでいる影響で、北海道や東北北部は昨日から雪や風が強まっています。
今朝6時までの12時間で、北海道帯広は22cm、青森県大間で33cmの雪が新たに積もりました。
最大瞬間風速はえりも岬で37.9m/s、奥尻で33.0m/sを観測するなど、沿岸部は外出が危険なほどの暴風です。

明日にかけて大雪や暴風雪に警戒

雪や風の強い状態は太平洋側で今日夕方にかけて、日本海側やオホーツク海側は明日18日(火)にかけて続き、多いところではさらに20〜30cmの雪が積もる見込みです。
吹雪による視界の悪化や、湿った雪が着雪することによる倒木、停電などに警戒をしてください。

福岡などは遅い初雪が積雪のおそれ

また、低気圧の後面には強い寒気が流れ込んで、西日本の上空は平地で雪を降らせる目安の−6℃以下の寒気に覆われます。西日本の日本海側は山沿いだけでなく、平野部でも雪が降り、今朝は大分で平年より2か月遅れの初雪を観測。このあとは福岡などで観測史上最も遅い初雪になる見込みです。
山沿いは積雪が10cmを超えるような大雪のおそれがあり、平野部でも雪の積もる所があります。強い風が加わり、鉄道や道路などの交通機関に影響の出る可能性があります。特に今夜から明日18日(火)に移動を予定されている方は、時間に余裕を持った上、最新情報の確認が必須です。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)


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