週間天気予報 三連休にかけて大雪警戒 交通や物流への影響懸念
2025年2月20日(木)15時0分 ウェザーニュース
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2025/02/20 15:00 ウェザーニュース
・来週中頃は北日本を低気圧通過
・真冬の最も寒い時期相当の寒さ続く
今週末は2月23日(日)天皇誕生日と24日(月)振替休日を含む三連休です。強い寒気の影響が長引く見通しで、三連休中は大雪や厳しい寒さにご注意ください。
三連休に寒波後半ピーク 大雪警戒
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今週は冬型の気圧配置が続き強い寒波に覆われていますが、一連の寒波のなかでの後半のピークがちょうど今週末の三連休と重なる見込みです。
北日本や東日本、西日本の日本海側は強雪や大雪、吹雪に警戒が必要で、山陰や近畿、東海などで雪が強まる可能性があります。
2月前半の寒波と比べると、九州などでは寒気の強さがやや弱いものの、北陸や北日本では同等クラスといえそうです。山地を中心に大雪が続くおそれがあり、交通や物流への影響拡大が懸念されます
来週中頃は北日本を低気圧通過
連休明け25日(火)は高気圧に覆われて日本海側の大雪は落ち着くものの、穏やかな天気は長続きはしません。
26日(水)になると低気圧が発達しながら北海道付近を通過します。北日本日本海側から北陸にかけて雲が広がりやすく、雪や雨の降るところがある予想です。
真冬の最も寒い時期相当の寒さ続く
例年であれば2月後半は平均気温が上がり始め、春の兆しを体感し始める頃です。ただ今年は平年より大幅に気温が低く、真冬の最も寒い時期の寒さが24日(月)頃まで続く予想です。
西日本や東日本でも最高気温が10℃に届かない日が続き、次に気温が上がり始めるのは三連休明けとなりそうです。体調を崩さないようお気を付けください。
来週になると寒さは和らぐ予想で、西日本や東日本の太平洋側を中心にスギ花粉の飛散が増えてきそうです。花粉症の方は対策の準備をお願いします。