エルニーニョ現象続き、夏の暑さは平年並み【暖候期予報】

2019年2月25日(月)16時25分 ウェザーニュース


2019/02/25 16:18 ウェザーニュース

気象庁は25日(月)、3〜8月にかけての暖候期予報を発表しました。

西日本、東日本中心に気温高めの傾向

3月~5月にかけての春は全国的に気温が高く、特に4月にかけて高温傾向が続きそうです。
一方、現在発生中のエルニーニョ現象が夏にかけても継続する可能性が高く、夏期間(6〜8月)の気温は全国的に平年並みとなりそうです。

出典:気象庁

エルニーニョ現象が夏にかけても継続するため、夏の暑さをもたらす太平洋高気圧は日本列島の南東側で勢力を強め、日本付近への張り出しは弱まると見られます。さらに上空高い所に分布するチベット高気圧の勢力も平年より弱い見込みで、去年のような猛暑になる可能性は低い予想です。

今年も梅雨の大雨に警戒

夏の高気圧の張り出しが弱い分、日本付近には南からの湿った空気が流れ込みやすく、雨の量は全国的に平年並か多い予想となっています。
梅雨時期から雨の量は平年並み、盛夏期は平年に比べると雨が多くなる見込みです。
梅雨前線の活発化による大雨には今年も警戒が必要となります。


ウェザーニュース

「エルニーニョ現象」をもっと詳しく

「エルニーニョ現象」のニュース

「エルニーニョ現象」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ