近畿地方で「春一番」 東海地方も

2018年3月1日(木)10時34分 tenki.jp

3月1日、大阪管区気象台は「近畿地方で春一番が吹いた」と発表しました。昨年より9日遅い観測です。なお、名古屋地方気象台は、昨日2月28日「東海地方で春一番が吹いた」と発表しました。こちらは、昨年より8日遅い観測です。

近畿地方で「春一番」

前線を伴った低気圧が、発達しながら日本海を進んだため、2月28日〜3月1日は、全国的に風が強まりました。近畿地方では、1日は南よりの風が強まり、気温も高くなっています。そのため大阪管区気象台は、1日「近畿地方で春一番が吹いた」と発表しました。昨年(2月20日)より9日遅い観測です。
★3月1日9時までの最大瞬間風速と最高気温は、次の通りです。
大阪  23.2メートル(西南西) 17度6分
京都  15.3メートル(西南西) 14度1分
舞鶴  24.2メートル(西南西) 12度5分
彦根  21.2メートル(南東) 16度6分
奈良  18.3メートル(南西) 16度4分
和歌山 30.7メートル(南) 17度7分
近畿地方における春一番は、おおむね以下の目安を満たした最初の日を基本として、総合的に判断します。
・立春(2月4日ごろ)から春分(3月21日ごろ)。
・低気圧が日本海にある。
・南よりの風が吹き、最大風速8メートル以上。
・最高気温が平年値より高い(または前日値より高い)。

東海地方で「春一番」

そして、近畿地方よりも一足早く、東海地方では、2月28日は沿岸部を中心に南よりの風が強まり、最高気温は平年を上回りました。このため名古屋地方気象台では、2月28日を「東海地方の春一番」としました。昨年(2月20日)よりも8日遅い観測です。
★2月28日の最大風速と最高気温は、次の通りです。
名古屋  9.6メートル(南東) 15度
岐阜  7.5メートル(南東) 15度6分
津  11.6メートル(東南東) 12度8分
静岡  5.7メートル(東北東) 15度
東海地方における春一番は
・立春から春分の間に吹く、暖かい南よりの風のうち、最初のもの。
・発達中の低気圧が日本海を通過するときに起こる。
・東海地方の地方気象台(名古屋、岐阜、津、静岡)のうちいずれかで、日最高気温が平年値を上回り、最大風速8メートル以上の南よりの風が吹く。
以上の場合、気圧配置等の気象条件を考慮して発表されます。

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