東京・靖国神社の桜のつぼみ 昨年よりもゆっくりと生長か
2024年3月10日(日)15時47分 ウェザーニュース
2024/03/10 15:50 ウェザーニュース
2月中旬は極端な暖かさとなったものの、下旬から3月上旬にかけては寒い日が多くなりました。3月も10日となりましたが、この寒さで桜のつぼみにはまだ大きな変化はみられないようです。
東京の靖国神社にある桜の標本木の様子を見てきました。
一番成長が早いつぼみで「先が緑に」
桜のつぼみの成長目安
昨年の東京・靖国神社の桜は3月14日に開花が発表されましたが、今年はだいぶ生長の歩みが遅いようです。
昨日ウェザーニュースのスタッフが現地で確認したところ、一番進んでいるつぼみで「先が緑に」の状態にあったものの、ほとんどが「先が黄色に」なったくらいのつぼみが多く、一週間前の状況と大きく変化がない印象でした。
昨年より遅い開花の見込み
2023年3月10日の様子(ウェザーニューススタッフ撮影)
昨年の同日の標本木の様子と比べてみても、開花は昨年と比べて大幅に遅くなることが考えられる状況です。
ウェザーニュースの最新の開花予想では東京・靖国神社の開花は3月19日頃と昨年より5日ほど遅い予想となっています。今後の天気や気温、また、周りのつぼみの成長具合を見ながらさらに精査する予定です。
次の開花予想の発表は13日(水)を予定しています。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)