先延ばしグセをなくすシンプルな脳を鍛える習慣

2025年3月15日(土)6時0分 ダイヤモンドオンライン

先延ばしグセをなくすシンプルな脳を鍛える習慣

「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

Photo: Adobe Stock

先延ばしグセが認知症リスクを高める理由

「この資料、明日でいいや」「健康診断、来年にしよう」「運動は時間ができたら始めよう」

 こんなふうにやるべきことをつい後回しにしてしまうこと、ありませんか? ビジネスでは、すばやい決断が求められますが、日常生活では「まぁ、あとでいいか」とつい先送りしてしまうことも……。

 この「先延ばしグセ」が、認知症リスクを高める要因になるかもしれません。

「先送りすること」と「認知症」に、どんな関係があるのでしょうか? それは、脳の「実行機能」の低下に関係しています。実行機能とは、「計画を立てる」「優先順位を決める」「行動に移す」などの働きを担う脳の前頭葉機能のこと。この機能が衰えると、やるべきことを後回しにして、目の前のものごとを衝動的に優先してしまうのです。

 逆に、「決めたことをすぐにやる習慣」を持っている人は、脳の実行機能を鍛えることができるのです。

「報告書の作成を先延ばしにして、締め切り前日に徹夜」「郵便物を放置して、気づいたら期限が過ぎていた」「商談のアフターフォローを後回しにして、せっかくの機会を逃す」

 こんな「小さな先延ばし」が習慣化すると、知らず知らずのうちに「決断力が鈍る→行動しなくなる→脳の働きが低下する」という悪循環が生まれます。「すぐやる」「コツコツ進める」意識を持つことで、脳が活性化し、将来的な認知症予防に繋がります。

脳を鍛えるシンプルな習慣

 後回しグセをなくしたいけど、どうすればいいか? そんな方におすすめの脳を鍛えるシンプルな習慣を3つご紹介します。

1.1分以内にできることは、すぐにやる

 メールの返信、資料の整理、ストレッチなど、「1分で終わること」は即実行!脳に「すぐに行動する」クセをつけることで、実行機能が鍛えられます。

2.毎日、自分の行動を振り返る

「今日はどんな決断をしたか?」を振り返る習慣をつけると、先送りのクセに気づくことができます。簡単な日記やメモでもOK! 脳を活性化する「思考の整理習慣」になります。

3.脳トレで、判断力を鍛える

 情報処理能力を鍛えることで、「即決→即行動」しやすい脳を作ることができます。『1分間瞬読ドリル』は、短時間で記憶力・思考力・判断力を刺激し、脳の衰えを防ぐのに最適です。

 認知症は、突然発症するものではなく、長年の習慣の積み重ねによってリスクが高まります。「まぁ、あとでいいか」ではなく、「今できることから、すぐにやる」という小さな行動が、未来の自分を守ることにつながります。今日からぜひ、即行動する習慣を意識してみてくださ。

参考資料:認知症になりやすい人の生活習慣3選

*本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。

ダイヤモンドオンライン

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