関東でアラレや雹(ひょう)が積もる 路面の悪化に注意

2025年3月19日(水)9時45分 ウェザーニュース

2025/03/19 09:45 ウェザーニュース

千葉県船橋市からの投稿

今日19日(水)は低気圧の影響で東日本を中心に広い範囲で雪や雨が降っています。
アラレや雹(ひょう)が強く降っている所もあり、路面への影響に注意が必要です。

東京都心で直径9mmの雹(ひょう)も

東北南部や東日本では低気圧の影響で雪や雨が降っています。この低気圧は上空約5,500mに-36℃という非常に強い寒気を伴っていて大気の状態が不安定になっています。
そのため、アラレや雹(ひょう)が降り、路面に積もっている報告が寄せられています。
東京都心では7時46分に直径9mmの雹(ひょう)が観測されました。
アラレや雹(ひょう)が路面に積もると非常に滑りやすくなります。午後は雨や雪の降る所が縮小していく予想ですが、路面に積もったアラレや雹(ひょう)が融けるまでには時間を要します。天気が回復した後も車の運転や足元には細心の注意が必要です。

氷の粒の直径が5mm未満のものが「アラレ」と呼ばれ、5mm以上のものを「ひょう」と呼んでいます。
アラレや雹(ひょう)は発達した積乱雲の中で作られます。
最初は小さな氷の結晶ですが、積乱雲の中で入り乱れている強い上昇気流と下降気流によって上下運動を繰り返し、雲の中にある細かい水や氷の粒が付着することで、氷の結晶は大きくなります。
これが繰り返されてある程度の大きさになると上昇気流よりも落ちる速度の方が大きくなり、氷の粒のまま地表に降り落ちてくるのです。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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