あす1日の花粉飛散量 東京など「非常に多い」予想 新年度のスタートも万全な対策を

2022年3月31日(木)12時30分 tenki.jp

あす1日は、新年度のスタートで、気持ちも新たに過ごしたいものですが、花粉症の方は万全な対策が欠かせません。花粉飛散量は、九州〜東北の所々で、一番上のランクの「非常に多い」予想です。東京では、すでにスギ花粉よりヒノキ花粉が多く飛んでいる所もありますので、ヒノキ花粉で症状がでる方も、対策を心がけてください。

花粉飛散予測 東京など「非常に多い」

あす1日は、北陸から北の日本海側では、雪や雨の降る所もありますが、太平洋側を中心に晴れるでしょう。全国的に風が強く、花粉が飛びやすくなりそうです。
そのため、花粉飛散量は、福岡や鹿児島、愛知、東京、宮城で、一番上のレベルの「非常に多い」、高知や広島、石川は「多い」、大阪は「やや多い」予想です。新年度のスタートも、花粉対策を忘れないでください。
さらに、九州〜関東では、花粉シーズンは、スギからヒノキに移ってきています。あす1日は、九州を中心に、ヒノキ花粉が大量に飛ぶでしょう。
また、東京都福祉保健局の統計によりますと(観測期間: 区部 3月21日まで 多摩地域 3月29日まで)、東京都内では、青梅や八王子など、すでにスギよりもヒノキの花粉が多く観測されている所もあります。
ヒノキ花粉で症状がでる方も、しっかりとした対策を、心掛けてください。

外出時の花粉対策 マスク編

花粉症の症状を緩和させるには、できるだけ花粉を避けることが大切です。以下のように、マスクの選び方や付け方を工夫することで、花粉を防ぐ効果が期待できます。
①新型コロナウィルスの感染予防として、マスクを使用している方が多いかと思いますが、花粉対策にも効果的です。マスクを使用することで、花粉を吸いこむ量を、およそ3分の1から6分の1に減らすことができます。
②顔とマスクとの間に隙間ができてしまうと、そこから花粉が入ってしまいます。マスクの大きさは、できるだけ顔にフィットするものを選ぶことが大切です。
③マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)で、さらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
④マスクの種類は、布製やウレタン製などもありますが、花粉を防ぐ効果が期待できること、息がしやすいことなどから、不織布性のマスクを選び、一度使用したら、使い捨てにすることが、衛生的におすすめです。

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