来週後半、日本列島を寒冷前線が通過 広範囲で天気が崩れる見通し

2023年4月1日(土)18時15分 ウェザーニュース

2023/04/01 18:13 ウェザーニュース

来週4月5日(水)からは天気が下り坂となり、7日(金)にかけて日本列島を寒冷前線が通過し、一時的に雨や風の強まる可能性があります。前線の動きが遅いため、雨の降る時間が長くなる見込みです。
東日本や西日本では桜の花を散らし、青葉の成長を促す雨になりそうです。

雨や風の強まりに注意

来週前半は比較的穏やかな天気となりますが、5日(水)頃には朝鮮半島付近に前線を伴った低気圧が進んでくる予想で、九州など早い所では雨が降り出す見込みです。
低気圧や前線の進行方向にある高気圧の勢力が強いため、雨雲の動きは比較的ゆっくりで、6日(木)から7日(金)にかけて日本付近を通過します。西日本では5日(水)午後から6日(木)にかけて、東日本や北日本は6日(木)から7日(金)にかけて雨が降りやすく、すっきりしない天気が長い時間続く見通しです。
寒冷前線の通過するタイミングでは、一時的に強い雨の降るおそれがあります。また、前線通過前は南風、通過後は北風の強まりにも注意が必要です。

お花見はお早めに

広範囲で天気が崩れるため、東日本や西日本で見頃となっている桜は雨や風で散ってしまう所が多くなりそうです。お花見は雨が降り出す前の来週前半までが良さそうです。葉桜の季節も間近といえそうです。
なお、低気圧や前線に向かって暖かな空気が流れ込むため、雨が降っても気温はそれほど下がらない予想です。

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