悠仁さま 筑波大学ご入学でキャンパスに起きた異変…“特別待遇”に在学生からは「何か違う」と違和感も

2025年4月8日(火)6時0分 女性自身

「このキャンパスで学生生活を送れることをうれしく思っています。授業の合間とか、自転車に乗って移動しようと思っています」


4月5日、筑波大学キャンパスで、ほほ笑みながらそう語られたのは濃紺のスーツ姿の秋篠宮家の長男・悠仁さま


皇室担当記者はこう語る。


「男性皇族が学習院大学以外の大学に入学されるのは、戦後初めてのことです。この異例のご進学の実現については、筑波大学の永田恭介学長の尽力があったとされています。


入学式で悠仁さまが周囲の新入生たちとお話しする様子も報じられました。近年では、入学式会場内での取材設定がされるのは非常に珍しいことなのです。この半年ほどで筑波大学は“悠仁さまが学ばれる大学”として、認知度を急速に高めています」


3月25日に開催されたブラジル大統領夫妻を招いての宮中晩餐会には、永田学長も出席しており、関係者をざわつかせていた。


「実はブラジル・サンパウロで『日本病院』として親しまれているサンタクルス日本病院と筑波大学は’16年から連携しており、この病院が’19年に80周年を迎えた際には、永田学長もお祝いのためブラジルを訪れています。


しかし悠仁さまのご入学直前というタイミングだけに、宮内庁内では“悠仁さまのご入学に尽くしたことが評価され、秋篠宮家から招待されたのでは”ともささやかれていました」


この永田学長の式辞を悠仁さまが真剣な表情で聞かれていたころ、キャンパスは緊張に包まれていた。


「入学式会場の外にも制服や私服あわせて十数人の警察官が警戒にあたっていました。さらにキャンパスの周囲にも私服警察官たちが展開していたのです。こんな雰囲気のなかで入学式が行われるのは初めてのことです。学生たちも驚いたのではないでしょうか」


そう語るのは筑波大学関係者。また警察庁関係者によれば、


「悠仁さまは当面、東京都港区にある赤坂御用地から60キロ以上離れたつくば市までお車で通学されますが、大学生活に慣れたころに、一人暮らしも始められます。


茨城県警はすでに“悠仁さまシフト”を敷いており、課長級に相応の人材が配置されました。さらに今後も、警察庁や警視庁から人員が送りこまれ、警衛体制の強化が図られていくでしょう」


実は前出の筑波大学関係者によれば“キャンパスの異変”は入学式以前から始まっていたという。


「まず気がついたのは、夜間の警察車両や警察官のパトロールが増えたことです。筑波大学は広大な敷地が魅力の一つですが、それだけに侵入しやすいともいえ、特に夜はその傾向が強まります。警察は夜間の不審者の侵入や、危険物の持ち込みなどを警戒しているようです」


さらに学内では“通行止め”看板が見られるように……。ある在学生は嘆息まじりにこう明かす。


「悠仁さまが専攻された生命環境学群生物学類が入っている建物に入りづらくなりました。建物の入口の前に《常時閉鎖中》と記載された看板が立てられていたのです。


また以前は、隣の建物からも渡り廊下を通って移動することができましたが、“令和7年4月5日(土)から、●●棟への入構の際には、警備員への「職員証」・「学生証」の提示が必要です”などと記載された看板が立てられたのです。ただでさえ筑波大学は広く、教室間の移動も大変なのです。以前は通り抜けできたところが、いちいち学生証の提示が必要になったことには、すぐには慣れないと思います。


悠仁さまの安全を確保しなければいけないことも理解しているつもりですが、こうした特別待遇について『何か違うような気がする……』という同級生もいます。私もなかなか気持ちを整理するのは難しいです」


■安全性と自由の間で大学が抱えるジレンマ


これらの急なセキュリティ強化について、SNSに複雑な心境を書き込んでいる学生とおぼしき人物もいた。


《大学側にとって計1万人以上の在学生の命の重さは“1名”によってひっくり返る程度にしか見積もられていなかったんだなと》


変化は警備面ばかりではない。悠仁さまが学ばれる校舎の周辺の遊歩道が真新しいアスファルトで補修されているという。


別の在校生によれば、


「コロナ禍以降、4年間も休止し続けていた学生食堂が再開するという話を聞きました。生命環境学群の棟の近くですが、悠仁さまも利用されるのでしょうか」


こうした“悠仁さま狂騒曲”ともいえる状況について静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんは次のように話す。


「悠仁さまのご入学により、筑波大学の知名度が上がったのは間違いありません。皇室と関わることで得られた恩恵のいっぽうで、教員や大学生たちは、ある程度の制約を受けているのでしょう。


悠仁さまの安全を確保するために制約を強めていけば、一方で大学が持っている自由や公平さ、それに雰囲気を維持していくことが難しくなるというジレンマが生じてしまいます。大学が今後、どのようにバランスをとっていくのかにも注目したいと思います」


キャンパスでの変化が、悠仁さまだけではなく、ほかの学生にも恩恵をもたらすことを願いたい。

女性自身

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