11日の花粉情報 ヒノキ花粉ピーク 九州から東海は大量飛散 黄砂飛来も
2025年4月11日(金)6時30分 tenki.jp
今日11日は、九州から東海を中心にヒノキ花粉が大量に飛ぶでしょう。また西日本の一部に黄砂が飛来する予想です。花粉対策に加えて、黄砂への対策も必要となるでしょう。
大阪や名古屋は「極めて多い」 東京は「少ない」
4月も中旬に入り、九州から関東、北陸はヒノキ花粉がピークとなっています。今日11日は、九州から東海にかけて、晴れ間が出るためヒノキ花粉が大量に飛散するでしょう。鹿児島、福岡、高知は「非常に多い」、広島と、大阪、名古屋は「極めて多い」予想です。
一方で、曇りや雨の東京や金沢は花粉の飛散は「少ない」見込みです。新潟と仙台は「多い」でしょう。雨が降る所は花粉の飛散は抑えられますが、敏感な方はしっかりと対策をするようにしてください。
明日12日は東京で「極めて多い」
明日12日は、東京は天気が回復して晴れるため、再び花粉が非常に多く飛びそうです。名古屋も引き続き、極めて多く飛ぶ予想です。大阪や福岡も非常に多いでしょう。
13日になると、広く天気が崩れるため、花粉の飛散は抑えられそうです。週明け14日以降は、再び名古屋などで極めて多く飛ぶ予想になっています。
この時期は、花粉の飛散は次第に終息に向かいますが、大型連休ごろまでは例年同様、花粉の飛ぶ所がある見込みです。風が強く吹く日などは、飛散量が多くなることもあります。ピークを過ぎてもしばらくは、花粉情報や気象情報を確認して、引き続き花粉対策を行いましょう。
西日本には黄砂飛来も
今日11日は、西日本の一部に黄砂が飛来する予想です。花粉に加えて、黄砂の飛来にも注意が必要です。13日の夜から14日にかけても再び黄砂が飛来する予想ですのでご注意ください。
黄砂・花粉を防いで快適に
黄砂や花粉をなるべく防ぐには、以下のような対策がおすすめです。
①外から帰った時には、玄関を入る前に、洋服や髪の毛についた花粉を、しっかりと払い落としましょう。花粉症でない方も、普段から、この習慣を心がけていただきたいものです。
②室内を換気する際は、窓を大きく開けると、その分、花粉も室内に入りやすくなってしまいます。窓を10センチ程度開けて、レースのカーテンをするだけでも、部屋の中に入ってくる花粉の数を、窓を全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。
③洗濯物や布団は、できるだけ室内に干しましょう。花粉対策だけでなく、黄砂対策にも効果的です。その際、空気清浄機がある方は、ぜひ一緒に使ってください。綺麗な空気の中で、洗濯物や布団を乾かせば、より快適に過ごせそうです。