さいたま・高1刺殺事件、容疑者は店に立ち寄らず1時間半ほど徘徊…凶器の包丁は事前に準備か

2025年4月18日(金)12時54分 読売新聞

送検される谷内寛幸容疑者(16日午前、さいたま市中央区で)=吉田恵実子撮影

 さいたま市桜区のマンションで住人の女子高校生が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された谷内寛幸容疑者(24)が事件当日、住んでいる寮を出て現場に着くまでの間、店などに立ち寄った形跡がないことが埼玉県警への取材でわかった。県警は凶器の包丁を事前に準備し、自室から持って行ったとみている。

 谷内容疑者は、14日夜にマンション入り口で女子高校生を切りつけるなどして殺害したとして、逮捕された。現場からは、血がついた包丁1本が見つかった。

 県警が現場から半径1キロ圏内の防犯カメラ映像を解析した結果、谷内容疑者は同日午後6時台に寮を出た後、店や施設に立ち寄ることなく、1時間半ほど周囲を徘徊はいかいしていたという。財布やスマートフォンは持っておらず、寮の部屋から見つかった。

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