5月1日は日本海側で夏日が急増 30℃に迫る所も 車内の熱中症などご注意を

2025年4月30日(水)15時36分 tenki.jp

明日5月1日は南風とフェーン現象の影響で、日本海側を中心に夏日地点が急増。30℃に迫る所もありそうです。湿度は比較的低めで、カラッとした暑さですが、急に気温が上がる所もあります。車の中の熱中症など十分にご注意ください。

30日(水)関東から西で前日より気温上昇 所々で夏日

今年のゴールデンウィーク前半は27日(日)に夏日の地点が多くなってから、少し暑さが落ち着いていました。
30日(水)は関東から九州にかけて前日より気温が上がり、所々で最高気温が25℃以上の夏日になっています。名古屋市は25.5℃と3日ぶりの夏日。朝と比べると17℃くらい気温が上がりました。
そのほか、午後3時までの最高気温は、福岡県太宰府市は27.8℃、山梨県甲府市で27.0℃、大分県日田市で26.7℃など、初夏の陽気になっています。東京都心は24.2℃と、ゴールデンウィークの期間に入ってからは最も高くなりました。

明日5月1日は日本海側を中心に夏日地点が急増

明日5月1日は高気圧の中心は次第に東の海上に移り、西から低気圧が近づく見込みです。高気圧から低気圧に向かって南風が吹くため、特に日本海側はフェーン現象で今日(30日)より気温が大幅に上がる見込みです。
予想最高気温は、山陰から新潟にかけての日本海側を中心に25℃以上。さらに、新潟県長岡市や京都府舞鶴市では29℃など、30℃に迫る所もありそうです。特に新潟県内は今日(30日)の最高気温が15℃前後だったため、大幅に上がる見込みです。体調を崩しやすくなりますので、日傘を持ち歩いたり、こまめな水分補給をするなど、熱中症にお気を付けください。

熱中症を引き起こす条件

熱中症は、誰でも発症するおそれがあり、引き起こす条件は、大きく3つ挙げられます。
1つめは「環境による条件」です。その日の気温が高いだけでなく、急に暑くなった日や、熱波の襲来も危険です。また、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった気象条件も、熱中症を引き起こします。締め切った室内や、エアコンがない所といった環境も、熱中症には特に注意が必要です。
2つめは「体による条件」です。高齢者や乳幼児、体に障害がある方は、周りの方が特に気をつけてあげてください。肥満や持病(糖尿病、心臓病、精神疾患など)のある方も、熱中症にかかるリスクが高まります。低栄養状態、脱水状態の方は、体にこもった熱を、効率良く体の外へ逃がせなくなるおそれがあります。二日酔いや寝不足などの体調不良でも、熱中症にかかりやすくなってしまいますので、ご注意ください。
3つめは「行動による条件」です。激しい運動をしたり、慣れない運動をしたりすると、体内で熱が発生しますが、その熱が体の中にこもったままだと、熱中症にかかりやすくなります。長い時間の屋外作業や、水分補給がしにくい状況も、熱中症を引き起こす原因になりますので、十分お気を付けください。

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