さいたま女子高生刺殺「自分は社会の底辺にいる」「歩き回って殺害する女性探した」…25歳男が容疑認め始める

2025年4月30日(水)12時28分 読売新聞

谷内寛幸容疑者(16日、さいたま市中央区で)

 さいたま市桜区のマンションで住人の高校1年の女子生徒(15)が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された谷内寛幸容疑者(25)が「制服を着た女子高校生を包丁で殺した」などと供述し、容疑を認め始めたことが埼玉県警への取材でわかった。歩き回り、殺害する女性を物色していたとの供述もしているという。

 事件は14日夜にあった。谷内容疑者はマンションの入り口で女子生徒を刃物で切りつけるなどし、殺害した疑いを持たれている。15日に逮捕された後は、雑談には応じるものの、事件について黙秘を続けていた。

 谷内容疑者は調べに対し、「会社の寮を出てから通行人を装って付近を歩き回り、殺害する女性を探していた」などと供述。事件を起こした理由について、「虐待を受け、性格がゆがんだ。自分は社会の底辺にいる」という趣旨の話をしているという。

 県警が防犯カメラ映像を調べた結果、谷内容疑者は14日午後6時台、現場から約500メートル離れた勤務先の建設会社の寮を出て、約1時間半、周囲を徘徊はいかいしていた。女子生徒との面識はなく、事件直前に見つけた女子生徒を襲ったとみている。

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