スターダムを退団した岩谷がマリーゴールド入団 「全てのベルトを獲りたい」
2025年5月1日(木)18時35分 スポーツニッポン
前IWGP女子王者でスターダムを退団した岩谷麻優(32)が1日、都内で会見し、ライバル団体「マリーゴールド」への入団を発表した。
岩谷はデビューから約14年在籍したスターダムを4月28日付で退団。わずか3日でスターダムの創設者で、昨年5月にマリーゴールドをつくったロッシー小川氏のところに戻った。
会見した岩谷は「女子プロレスのアイコンの岩谷麻優です。退団して数日しか経ってなくて入団会見ですが、自分の中ではスターダムでは全てやり切りました。小川さん、マリーゴールドに岩谷麻優は必要でしょ」といきなり上から目線で小川氏に迫った。これに小川氏は「必要だからここにいるんだろ」と返した。
さらに岩谷は「マリーゴールドに入って自分がやりたいことがある。いきなり赤いベルトを取って、目標を達成するよりも、一から全てのベルトを取っていく。グランドスラムを狙って、世界に発信したい」と団体の全ベルト奪取を目標に掲げた。
この日はロッシー小川氏の68歳の誕生日。「一番素晴らしい誕生日プレゼントをもらいました」としつつ、岩谷は「小川さんはプロレスの父」とバースデーケーキをプレゼントし、ハッピー・バースデーを歌って祝った。
今後は4日の後楽園大会で高橋奈々永(46)とシングルで14年ぶりの対戦となる。「高橋さんとはデビュー3戦目以来の対戦。あのときは怖くて涙してダメダメだった。今の岩谷は強く成長した姿を楽しみにしていてほしい」と自信満々に話していた。