大谷翔平、打球速度178キロ超も二ゴロ 第3打席まで快音なし 今季最長ビジター10連戦の初戦
2025年5月3日(土)9時33分 スポーツ報知
◆米大リーグ ブレーブス—ドジャース(2日、米ジョージア州アトランタ=トゥルイストパーク)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が2日(日本時間3日)、敵地・ブレーブス戦に「1番・DH」で先発出場。1点リードで迎えた6回先頭の第3打席は初球を打って二ゴロだった。打球速度110・8マイル(約178・3キロ)と強烈な当たりだったが、野手の正面を突いた。
ブ軍先発はG・ホームズ投手(29)。大谷は今季3月31日(同4月1日)に初対戦し、2打数無安打2三振1四球だった。この日も初回先頭、4回先頭はともに空振り三振に倒れていた。
この日からはアトランタ→マイアミ→アリゾナと続く今季最長のビジター10連戦。4月19日(同20日)に真美子夫人が第1子となる女児を出産したことを発表した大谷パパにとっては愛妻とまな娘に会えない“試練”の大型連戦だ。「ロードでは(自分が)いないので、そこがちょっと気がかり」と本人も心配していたが、初戦からロサンゼルスの2人に雄姿を届けたいところだ。
大谷はこの日まで最近5試合で19打数8安打6四球の出塁率5割6分と好調。4月29日(同30日)の本拠地・マーリンズ戦では22年サイ・ヤング賞右腕のアルカンタラから待望のパパ1号を放つなど、長打も出始めて完全復活の気配を見せていた。4月は産休で2試合の欠場はあったが、29試合で7本塁打、9盗塁を記録。前人未到の「50—50」を達成した昨季は4月終了時点で7本塁打、5打点だったことを考えると、また新たな記録が生まれる可能性も十分だ。7月に行われるオールスターの会場でもあるトゥルーイストパークで、5月も初戦から快音を響かせる。