帽子を脱いだ制服警察官、見たことありますか…真夏の室内でも着用を義務付けられていました

2025年5月11日(日)17時23分 読売新聞

脱帽して勤務する警察官(9日、前橋市大友町の前橋署大友町交番で)

 群馬県警は、服装に関するルールを改正し、交番や駐在所内での勤務時に限り、警察官が帽子を脱ぐことを認めた。夏の暑さによる健康被害を防ぎ、業務効率を高める狙いがあり、現場の警察官からは早速、歓迎する声が上がっている。

 これまで交番を含めた公衆の面前で勤務する警察官は室内外を問わず、規定で帽子の着用を義務づけられていた。しかし、警察庁が今年4月に暑さ対策の一環で服装に関する規定を見直したことに伴い、県警も7日から交番や駐在所の室内勤務時には帽子を脱ぐことを認めた。

 前橋市内の前橋署大友町交番では9日、警察官3人が帽子を脱いで勤務していた。同交番の警察官からは「以前より快適になった」「頭痛がなくなった」などと歓迎する声が上がった。

 前橋署地域課の常見茂幸課長代理は「警察官の服装の印象が変わるかもしれないが、暑さ対策としてご理解いただきたい」とした一方で、「住民になまけていると誤解されないよう、適切に指導していく」とも強調した。

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