気象庁1か月予報 各地で続々と梅雨入りへ 大雨への備えは早めに
2022年5月12日(木)18時30分 ウェザーニュース
2022/05/12 18:20 ウェザーニュース
今日12日(木)、気象庁は5月14日から6月13日までの1か月予報を発表しました。5月下旬以降は梅雨前線が北上し、本格的な雨のシーズンに入ります。沖縄や奄美では梅雨終盤の大雨に警戒が必要です。
本格的な雨のシーズンに
この先1か月の降水量予想
夏の高気圧が次第に勢力を強め、梅雨前線が沖縄から本州付近に停滞するようになります。5月下旬頃からは梅雨前線が北上し、西から続々と梅雨入りする見込みです。
沖縄や奄美の降水量は平年よりも多い予想で、梅雨の終盤にかけて大雨への警戒が必要です。また、九州南部も平年並みか平年より多い予想となっており、梅雨入り前後のタイミングで雨の強まる可能性があります。
そのほかの各地は平年並みの見通しですが、本格的な雨のシーズンに入ってきますので、雨への備えは早めに進めるようにしてください。
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気温は平年並みの所が多い
この先1か月の気温予想
北日本を中心に暖かな空気が流れ込みやすく、特に北海道で平年よりも高い予想となっています。晴れる日は暑いくらいとなりますので、早い時期から熱中症対策が必要です。
東日本は天気変化と連動して気温の変化も大きくなります。1か月の平均気温は平年並みとなるものの、晴れると30℃近くまで上がることもあります。
西日本は5月中、前線の北側に入り気温が上がりにくい予想となっています。5月終わり頃からは平年並みに戻るものの、1か月の平均では平年並みか低くなる見込みです。