今日14日は空に大きな光の輪「ハロ」が出現中 東京都心など各地で見られる

2025年5月14日(水)11時27分 tenki.jp

今日14日(水)、福島市では薄い雲が広がり、太陽の周りに白や虹色の輪がかかる「ハロ」が現れました。東京都心でも光はうっすらながらも、輪が確認できます。今日は薄雲がかかる東北や関東甲信、北陸を中心に各地で見られる可能性があります。空を見上げる際には、太陽を直視しないようにご注意ください。

福島や東京上空にハロ出現 見られる所は

今日14日(水)午前11時現在、日本付近は高気圧に覆われ、晴れている所が多いですが、東北や関東甲信、北陸は上空の気圧の谷に伴う薄い雲がかかっています。
福島県では午前10時頃に太陽の周りに白や虹色の輪がかかる現象、「ハロ」が見られました。東京都心でも光はうっすらながらも、輪が確認できており、そのほかSNSなどではハロや環水平アークなどの光学現象が出現したという投稿が多く確認できます。
この薄雲はゆっくり東へ移動しており、福島県など東北や、関東甲信、北陸を中心に各地で見られる可能性があります。
※空を見上げる際には、太陽を直視しないようにご注意ください。
なお、「ハロ」は天気が下り坂のサインでもあります。関東の山沿いや長野県では、次第に雲が厚みを増して、夕方以降はにわか雨の所があるでしょう。

ハロとは

太陽の周りに現れる、虹のような光の輪のことをハロや日暈(ひがさ)といいます。
ハロは、上層の薄い雲が現れたときに、太陽の回りに光の輪として現れます。この光の輪は、太陽の光が雲の中に含まれる氷の粒に当たり、屈折することにより発生します。
ハロが現れるときは、天気が下り坂のサインともいわれています。低気圧や前線が接近してくると、空の高い所から空気が湿ってきて薄い雲ができ、そこでハロ(日暈)が発生しやすくなるからです。
実はこの現象、太陽だけでなく月の周りでも発生します。夜に月が見えている時も、見つけてみてはいかがでしょうか。

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