秋篠宮家の側近トップに元警視総監が就任、“剛腕”がダンマリするほどの秋篠宮ご夫妻の情報統制に「皇族としての責務を具体的に示すべき」

2024年5月15日(水)10時0分 週刊女性PRIME

4月12日、恩賜財団母子愛育会総裁の紀子さまは『愛育班員全国大会』に出席された

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「天皇家は側近の職員が積極的にご一家の情報を明かし“国民に入っていく、開かれた皇室”を体現している一方で、次代の天皇家である秋篠宮家は“閉ざされた皇室”への道を歩まれているように感じます……」

 と不安の念を抱くのは、ある皇室ジャーナリスト。

秋篠宮家の側近トップに元警視総監・吉田尚正氏が就任



 毎週行われる定例会見で、秋篠宮家に関する情報発信なども担うのが秋篠宮家の側近トップである皇嗣職大夫。今年2月、そのポストに元警視総監の吉田尚正氏が就任したことで“改革”への期待が寄せられていた。

「吉田氏は福岡の特定危険指定暴力団・工藤会を壊滅させた人物で、その“剛腕”ぶりは有名でした。就任直後の定例会見で、日頃から心がけていることとして“コミュニケーションをしっかりとっていく、意思疎通を図っていくことが大事”と語っていたことから、秋篠宮家の閉鎖的な環境を打開してくれるだろうと期待されていたのです。

 しかし、結局は会見中に記者から、秋篠宮家に関する些細なプライベートの質問が出ても吉田氏は口を閉ざすばかりで……。おそらくこれは、秋篠宮ご夫妻の方針だと思われます」(皇室担当記者)



厳しい情報統制が敷かれる秋篠宮家

 “剛腕”がダンマリするほど、厳しい情報統制が敷かれる秋篠宮家。こうした情報統制について、皇室制度に詳しい静岡福祉大学の小田部雄次名誉教授は、

「天皇家が公開するプライバシーの範囲と比べ、皇嗣家はかなり情報の開示が狭いのが現状でしょう。例えば愛子さまの学校生活については、一定程度の情報が開示されていましたが、悠仁さまの学校での生活や佳子さまの日頃の生活のお過ごしようなどは、まったくわからない状況です。筆頭は天皇家であり、皇嗣家は次席であるという立場だとしても、プライベートなものも含めて、皇嗣家の情報の開示は幅広くされたほうがよいでしょう」

 毎年必ず、宮内庁から上皇ご夫妻、天皇、皇后両陛下、愛子さまが黙祷されたと公表される6つの日がある。しかし、秋篠宮家だけは黙祷の事実を明かされない。

「上皇さまは“忘れてはならない4つの日”として、沖縄戦終結の日、広島と長崎の原爆の日、終戦記念日を挙げられ、皇室の方々は毎年これらの日に黙祷されています。ほかにも阪神・淡路大震災、東日本大震災の発生日も同様です。同日、天皇、皇后両陛下と愛子さまも黙祷を捧げたと宮内庁が公表することが通例ですが、秋篠宮家の動向については言及されません。秋篠宮家は“黙祷を捧げるのは、当然だからわざわざ公表する必要はない”という姿勢だそうです」(宮内庁関係者)

 こうした秋篠宮家のスタンスに前出の小田部教授は、

「当然のことであれ、国民の象徴である天皇家の一員ですから、その活動の概要は伝えるべきであり、“当然”かどうかは聞き手側が判断することだと思います。皇族としての権利を主張するのであれば、皇族としての責務を具体的に示さないと“権利だけ主張する身勝手な宮家”と多くの国民は判断してしまうことでしょう。宮家にとっては好ましくない姿勢だと思います」

 次代の天皇家は“閉ざされた皇室”となってしまうのだろうか─。

小田部雄次 静岡福祉大学名誉教授。日本近現代史を専門とし、『天皇家の帝王学』など著書多数

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