新名神高速の逆走事故、ペルー国籍の容疑者逮捕…「1台にしかぶつかっていない」と一部否認

2025年5月20日(火)0時32分 読売新聞

逆走したとみられる車両(20日、津市で)

 三重県亀山市の新名神高速道路下り線で乗用車が逆走し、避けようとした車の4人が軽傷を負った多重事故で、県警高速隊は19日、滋賀県長浜市小堀町、ペルー国籍の会社員(34)を道路交通法違反(事故不申告)容疑で逮捕した。

 発表によると、容疑者は18日午前11時頃、亀山市安坂山あさかやま町の新名神高速道路を、乗用車で逆走し、乗用車2台と衝突する事故を起こしたのに申告せず、そのまま逃げた疑い。調べに、「1台にしかぶつかっていない」と容疑を一部否認しているという。

 容疑者は2台の車に接触後、約10キロ逆走を続けて鈴鹿パーキングエリア(PA)に入ったとみられる。逆走車を避けようと停車した車など4台が絡む事故も発生し、40〜60歳代の女性4人が軽傷を負った。

 三重県警幹部によると、容疑者は鈴鹿トンネル西側の滋賀県内でUターンし、逆走を始めたとみられる。県警は逃げた理由や逆走した理由を調べる。

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