「予科練」戦没者への慰霊祭が茨城・阿見町で行われる 在籍者4人含む約230人が参加

2025年5月25日(日)14時44分 TBS NEWS DIG

戦時中、海軍の飛行兵を養成する施設だった「予科練」の戦没者慰霊祭がきょう、茨城県阿見町で行われ、およそ230人が哀悼の意を捧げました。
「予科練」は全国から若者を集め飛行兵として養成した施設で、1930年から終戦までの15年間で、1万9000人近くの卒業生が特攻隊などで戦死しました。
戦時中「海軍の町」とも呼ばれた阿見町で、きょう行われた戦没者慰霊祭は今年で58回目を迎え、献花や地元の中学生によるスピーチが行われたほか、遺族が戦没者への思いを涙ながらに語りました。
きょうの慰霊祭には「予科練」に在籍していた4人を含むおよそ230人が参加し、戦没者へ哀悼の意を捧げました。
「予科練」出身の塩沢貞夫さん(95)は、「戦争の辛い思いは今の子どもたちにはさせたくない」と話しました。

TBS NEWS DIG

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