近畿はこれから雨のピークに 川の急な増水などに警戒を
2024年5月28日(火)11時50分 ウェザーニュース

2024/05/28 11:45 ウェザーニュース
近畿に発達した雨雲がかかり始め、雨が強まってきました。これからが雨のピークとなりますので、大規模な冠水や都市河川の急な増水などに警戒が必要です。
17時頃まで局地的な激しい雨に警戒
九州や四国に激しい雨を降らせた低気圧や前線の雨雲が近畿にも広がってきました。朝に比べて雨が勢いを増していて、11時30分までの1時間に兵庫県洲本市で22.5mmの強い雨、大阪市と京都市では11.5mmのやや強い雨を観測しています。
近畿の雨のピークはこれからで、さらに発達した雨雲が通過する見込みです。17時頃にかけて激しい雨の降る所が多く、局地的には1時間に50mm以上の非常に激しい雨の降るおそれがあります。
11時40分の時点で大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、和歌山県に大雨警報や洪水警報が発表中です。大規模な道路冠水が発生や都市河川の急激な増水、土砂災害などの危険性が高まる見通しです。
雨のピーク時は視界が非常に悪くなり、周囲の状況が確認しづらくなることが考えられます。激しい雨が降っている時の移動はできるだけ避けるようにしてください。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)