立憲・山岸一生衆院議員が「つきまとい」被害報告、実行者は「第三者から依頼」主張 「黒幕」に怒り「卑劣な行為」

2025年5月29日(木)16時47分 J-CASTニュース

立憲民主党の山岸一生衆院議員が2025年5月29日にXで、山岸氏に対する「『つきまとい』容疑で、男3名が検挙されました」とし、その詳細を報告した。男らは「第三者から依頼を受けた」と主張しているといい、山岸氏は「断じて許されるものではない卑劣なもの」と、男らに依頼した人物を非難した。

タクシーを降りると男らも車を降りて「執拗に尾行」

山岸氏は、つきまとい容疑で男3人が検挙されたとして、「捜査当局よりご連絡をいただきましたので、皆さんにご報告します」と投稿した。

投稿によると、24年11月の夜に、山岸氏が地元である練馬区からタクシーで都心方面へ移動していた際に、「車に乗った男たち」から「数十分にわたり執拗な尾行、つきまとい」を受けた。

山岸氏は「危険と恐怖を覚えたため」として、あえて目的地とは別の場所でタクシーを降りた。すると、男たちも車を降りて、「執拗に尾行」してきたという。「切迫した身の危険」を感じた山岸氏は、路地に入るなどして男たちの追跡を撒いたとした。その日は「大幅な予定の変更を余儀なくされました」という。

元朝日新聞記者の山岸氏は、15年間の記者経験から、男たちは「報道機関や公的機関ではない」と推測。「犯人の正体、目的などは一切見当がつきませんでした」とした。

山岸氏は警察に届け出たとし、「このほど犯人を検挙し、手続きを終局したと関係機関よりお知らせいただきました」と報告した。男らは「第三者から依頼を受けた」と主張しているという。それ以外は「私は関係機関から伝えられていない」とした。

外出時に背後が気になるなど恐怖も

山岸氏は、男らに依頼した「黒幕」が誰であろうと、「『全国民の代表』である国会議員を尾行し、身の安全を脅かし、活動を委縮させ、プライバシーを侵害しようとする試みは、断じて許されるものではない卑劣なものであると考えます」と、「黒幕」を強く非難した。

山岸氏は、自身について「衆議院議員という公人です」とし、報道機関からのいわゆる「アポなし取材」にはできる限り答えるほか、街中で声をかけられたときにもできる限り話すとしている。山岸氏は「開かれた政治活動」を目指しており、これは「当然」とする。

そのうえで、今回のつきまといを受けて、「電車に乗り、街を歩くときに、背後が気になってつい振り返ってしまったり、行きかう方の視線を気にしてしまうようになったりしたのも、まぎれもない事実です」と恐怖を感じたことを明かした。

山岸氏は、「黒幕」の意図について、「私を精神的に追い詰め、様々な方との開かれたコミュニケーションを萎縮させ、妨害することにあったのかもしれません」と推測し、そうであれば「黒幕に負けるわけにはいきません」と宣言した。

さらに、「今回、私について関係機関の皆さんが行ってくださったような、迅速かつ適切な対応が、DV被害やストーカー被害など、人身の安全を脅かすあらゆる事件においてなされることを願います」とコメント。「『他者に恐怖を覚えさせる、畏怖させる』卑劣な行為が無くなるよう、被害に遭う方がいなくなるよう、国会議員として努めます」とした。

J-CASTニュース

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