明日30日の関東は広く警報級の大雨のおそれ 気温が急降下で東京は16℃ 3月並み

2025年5月29日(木)11時45分 tenki.jp

今日29日、関東は夜遅くから雨のエリアが広がる見込み。明日30日は一日中雨で、朝から昼過ぎにかけては激しい雨や雷雨になる所も。久しぶりに長時間の雨となり、雨量も増えることから「警報級の大雨」となる恐れがあります。低い土地の浸水や道路の冠水などに警戒、注意。

明日30日の関東 広く警報級大雨の恐れ

今日29日(木)、東シナ海には前線上に低気圧があり、東へ進んでいます。
関東は日中は天気の崩れはありませんが、低気圧が近づく夜遅くから雨のエリアが広がる見込みです。
明日30日(金)未明には広く雨で、明日は一日を通して雨が降るでしょう。特に、朝から昼過ぎにかけては千葉県や茨城県など沿岸部を中心に激しい雨や雷雨になる所もありそうです。海沿いは風も強まり、やや荒れた天気となるでしょう。
東京都心も含め、久しぶりに長時間の雨となり、雨量も増えることから「警報級の大雨」となる恐れがあります。東京都は今日29日(木)午後6時〜明日30日(金)にかけて、神奈川県、千葉県、茨城県は明日30日(金)午前6時〜31日(土)午前0時にかけて、大雨警報の発表される可能性は「中」程度あると情報が出ています。低い土地の浸水や道路の冠水などに十分に注意をしてください。

雨の季節も迫る 大雨の備えを

大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。
①避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
②非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。
いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。

明日30日は雨で気温急降下 東京は16℃で3月並み

明日30日(金)は、一日を通して雨が降る上に、北寄りの風も強まって、今日29日(木)より大幅に気温が降下します。
関東は各地とも朝からほとんど気温が上がらず、16℃から17℃くらいにとどまる所が多いでしょう。東京都心は最高気温が16℃の予想で、3月下旬並みです。
季節が逆戻りするため、長袖に加えて、羽織るものが必要となりそうです。できるだけ雨や風を防ぐことのできる上着などが役立つでしょう。
明後日31日(土)は変わりやすい天気となり、内陸部ほど突然の雷雨に注意が必要です。
6月1日(日)から晴れ間が戻るとともに、気温も上昇します。最高気温は25℃以上の夏日が続き、来週半ばは30℃近くまで上がる日もありそうです。激しい気温の変化になりますので、服装選びには気を付けましょう。

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