北陸 梅雨前線停滞 12日まで警報級大雨リスク続く 太平洋高気圧や梅雨明けの動向

2023年7月9日(日)15時45分 tenki.jp

北陸地方では、このあとも局地的な激しい雨や雷雨があるでしょう。12日頃にかけて土砂災害や浸水害に警戒して下さい。

梅雨前線 12日頃にかけて北陸付近への停滞続く

上空(500hpa)の太平洋高気圧は北への張り出しを強めるステージとなり、5880メートルの領域は本州の南岸を中心にかかっています。
このあとも12日頃にかけて、梅雨前線は北陸付近に停滞する見込みです。局地的な激しい雨や雷雨、急な河川や用水路の増水、低地の浸水、土砂災害、落雷、竜巻などの激しい突風に十分注意して下さい。また、「危険な所には近寄らない」「就寝時などの夜間は安全な所で過ごす」「日中、雨が小康状態の場合には自宅周辺の側溝など、排水が問題なく行われることを確認する」ことも心掛けて下さい。

週間予報 梅雨明けの見込みは?

週間天気図では、15日以降、上空の太平洋高気圧は北への張り出しを強め、その勢力範囲を北日本まで広げる予想となっています。
次に、週間予報では、15日以降、北陸西部の福井・石川・富山では晴れマークが付いています。気象の分野では、北陸西部の3県と北陸東部の新潟を含めた4県を一つの地域として扱い、梅雨入りや梅雨明けの検討が行われています。
季節は行きつ戻りつ、ある日を境に劇的には変わりません。また、天気予報は期間の後半程予報が変わりやすくなっています。17日以降も、上空の太平洋高気圧が順調に北へ張り出して、梅雨前線の活動が弱まり、一週間程度夏空が広がる予想となれば、平年日(7/23頃)より早い、梅雨明け発表(速報値)がありそうです。
尚、日本気象協会が、6日に発表した最新の梅雨明け予想や関連記事がこちらにもあります。ご参考になさって下さい。

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