九州 福岡県24時間降水量400ミリ超 観測史上最も多い記録的大雨 最大級の警戒

2023年7月10日(月)11時45分 tenki.jp

きょう10日、九州北部では24時間降水量が400ミリを超えて、経験したことのないような大雨になっています。災害の危険性が極めて高くなっています。命を守るために最善を尽くしてください。

24時間降水量 観測史上最も多い400ミリ超

きょう10日、梅雨前線が対馬海峡付近に停滞し、前線に向かって非常に暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、九州北部は繰り返し猛烈な雨や非常に激しい雨が降り続いています。
10日午前10時現在、24時間降水量の日最大値は福岡県添田町の英彦山で423.0ミリ、久留米市の耳納山で402.5ミリとなっており、24時間で400ミリを超える記録的な大雨になっています。添田町の英彦山では1988年の統計開始以降、久留米市の耳納山では1976年の統計開始以降、観測史上最も多く、24時間で初めて400ミリを超えました。
過去の大雨を上回る経験したことのないような大雨になっています。災害の危険性が極めて高くなっているため、ただちに身の安全を確保してください。

命を守る行動を

九州北部は10日夜のはじめ頃にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、記録的豪雨のおそれがあります。すでに線状降水帯が発生していますが、このあとも次々に九州北部の広い範囲に線状降水帯が発生するおそれがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に最大級の警戒をしてください。近くの人と声をかけあい、また遠方に家族や友人がいる場合も連絡をとりあい、命を守るために最善を尽くしてください。

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