3連休は東京などで35℃超の猛暑予想 40℃に迫る所も

2018年7月12日(木)17時0分 ウェザーニュース


2018/07/12 17:00 ウェザーニュース

14日(土)からの3連休は西日本、東日本を中心に危険な暑さになりそうです。
日本列島の上空1500m付近には20℃以上の非常に暖かな空気が流れ込みます。高気圧に覆われて強い日差しが照りつけ、広い範囲で35℃以上の猛暑日となりそうです。高気圧の中心が中四国付近に移動することで、東海エリアは山越えの風となり、特に気温が上昇。40℃に近づく所があるかもしれません。

特に14日(土)が気温が高く、猛暑日の予想が200地点を大幅に上回りそうです。200地点を超えれば2015年8月5日以来、3年ぶりのことになります。岐阜県美濃や山梨県甲府、群馬県前橋などは38℃の予想。場所によっては40℃に迫る恐れあります。また、名古屋や大阪で37℃、東京も36℃と今年初めての猛暑日になりそうです。広いエリアで体温を大幅に上回る暑さで、熱中症のリスクが非常に高い状況が予想されます。屋外だけでなく、室内でも熱中症になります。温度計などを活用し、室内の環境をしっかりと整えましょう。
豪雨被害が大きかったエリアへボランティア等で行かれる場合も、自身で出来る限りの対策を行い、体調管理を欠かさないようにしてください。

熱中症の対処法

【1】涼しい場所への避難
風通しの良い日影や冷房の効いている室内へ移動してください。
【2】脱衣と冷却
衣服を脱がせ、扇ぐなどして体を冷やしてください。水をかけたり濡れタオルを当ててから扇ぐと効果がUPします。首やわきの下、足の付け根など太い血管のある部分に氷やアイスバックなどを当てるのも効果あり。
【3】水分の補給
少し冷えた程度の水を補給してください。
【4】落ち着いたら医療機関へ
熱中症は、誰でも起こりうるもの。もちろん熱中症の予防が第一ですが、サインや対処法をしっかり確認して、いざという時に焦らず対応できるようにしておきましょう。


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