日本の南の「熱帯低気圧」消滅後も注意 熱帯由来の暖湿流で局地的大雨や雷雨の所も

2022年7月25日(月)12時48分 tenki.jp

きょう25日(月)正午、日本の南を「熱帯低気圧」が北上中。この熱帯低気圧は、あす26日(火)にかけて弱まり消滅する予想です。ただ、消滅しても、熱帯由来の暖かく湿った空気を運んで、局地的に大雨をもたらす可能性があります。

「熱帯低気圧」消滅後も注意

きょう25日(月)正午、日本の南には「熱帯低気圧」があり、北上しています。
気象衛星ひまわりの画像を見ると、楕円形に渦を巻いている雲が見られます。特に、熱帯低気圧の南側の位置に発達した雲が見られます。
この熱帯低気圧は今後発達することはなく、あす26日(火)にかけて消滅する予想です。ただ、熱帯低気圧が消滅しても、太平洋高気圧の縁をまわる空気とともに、熱帯由来の暖かく湿った空気を運んで、局地的に大雨をもたらす可能性があります。

あす26日(火)〜27日(水)局地的な大雨に注意

あす26日(火)〜27日(水)を中心に、大気の状態が不安定となり、特に東海、北陸や関東北部、東北南部を中心に雨雲が発達しやすくなりそうです。
局地的には、雷を伴い、土砂降りやザーザー降りの雨が降るでしょう。
気象レーダーで近くに雨雲がないかどうかチェックして、安全にお過ごしください。

最新の情報 どこを見たら 何がわかる?

最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。
①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。
③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。

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