台風12号 暴風域を伴い週末に関東・東海に接近も
2018年7月25日（水）10時55分 ウェザーニュース
2018/07/25 10:50 ウェザーニュース
今日25日(水)3時に発生した台風12号は、9時現在、北北西に時速10kmで進んでいます。中心気圧は998hPa、中心付近の最大風速は18m/sです。
▼台風12号 25日(水) 9時現在
存在地域 沖ノ鳥島近海
大きさ階級 ／／
強さ階級 ／／
移動 北北西 10 km/h
中心気圧 998 hPa
最大風速 18 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 25 m/s
今後はやや東寄りに進路を変え、26日(木)から27日(金)にかけて小笠原諸島に接近。中心付近の最大風速は30m/sに達し、暴風域を伴う見込みです。
その後、しばらく北寄りに進んだ後、北西へと進路を変え、28日(土)から29日(日)に関東など本州に接近・上陸する恐れがあります。
進路の予想に大きな幅あり
今のところ、台風の予想進路や接近のタイミングの幅が大きく、予報円が非常に大きくなっています。出来るだけ最新の情報を確認の上、対策をとるようにしてください。
勢力を保ったまま北上か
また、7月中旬以降の記録的暑さの影響で、日本近海の海面水温が高く、台風は暴風域を伴ったまま近づいてくることが予想されます。
雨、風が非常に強まる恐れがあるので警戒が必要です。
7月で5個目の台風発生 平年より多く
7月に発生した台風は今回の台風12号で5個目となります。平年7月の平均発生数は3.6個なので、平年よりも多くの台風が発生していることになります。
なお、これまでの7月の最多発生数は、1971年と2017年に8個という記録があります。
台風の名前「ジョンダリ」
ジョンダリ（Jongdari）は、北朝鮮（朝鮮民主主義人民共和国）の言葉で、ひばりを意味します。
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
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