極端化する暑さ 鳥取県米子2日連続38℃超え 中国地方は日本海側で危険な暑さ続く

2023年8月3日(木)15時50分 tenki.jp

猛暑が続き、中国地方は日本海側を中心に体温超えの危険な暑さとなっています。この先も南寄りの風と強い日差しの影響で、日本海側を中心に危険な暑さが続く見込みです。

暑さの極端化

この図は鳥取市における年毎の日最高気温35℃以上の猛暑日日数です。
1978年ごろから猛暑日の日数が増え、2010年には30日と約一か月に相当します。極端に猛暑日が多い年が増えつつあることが分かります。
鳥取市は、今年2023年は今日8月3日までに、猛暑日が17日ありました。連続猛暑日は7月22日から数えて13日目となります。

続く 日本海側を中心に体温超えの危険な暑さ

今週末にかけて、中国地方は東から張り出す高気圧に覆われる見込みです。台風6号は沖縄の北をゆっくり西寄りに進み、4日(金)には進路を東寄り変えて、南西諸島に長く荒天をもたらす見込みです。
そして8日(火)には九州の南から四国沖へ進む予想です。
その後の進路は不確実性が高く、週間天気予想とは大きく変わる可能性があります。これは、太平洋高気圧の、日本付近への張り出し具合に不確実性が高いためです。
台風の進路によっては天気が大きく変わりますが、中国地方は来週のはじめ頃までは晴れて、南寄りの風が流れ込むため、日本海側ほど気温が上がりやすい状況が続くでしょう。

熱中症になってしまったら

この先も、熱中症の危険性が極めて高い暑さが続く見込みです。
もし熱中症になってしまったら、
・冷房の効いた部屋や風通しのよい日陰など、涼しい場所へ移動してください。
・衣服をゆるめて、両側の首筋やわきの下、足の付け根などに冷やした水のペットボトルや氷枕などをあて、体を冷やしましょう。
・経口補水液やスポーツドリンクなどで水分や塩分を補給してください。
意識がなかったり、自分で水分をとることができない場合はすぐに医療機関で診てもらう必要があります。
喉が渇いていなくても、こまめに水分をとりましょう。寝る前にはコップ一杯分の水をのむなど、就寝中の脱水を防いでください。
気象庁の1か月予報(8月3日発表)によると、中国地方は、8月は晴れる日が多く、平均気温は高い確率が60%と見込まれています。続く猛暑で疲れがたまりやすくなります。暑さで体調を崩さないよう、健康管理にお気をつけください。

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