4日も猛烈な暑さ 所々で体温超え 九州~北海道の37都道府県に熱中症警戒アラート

2023年8月4日(金)5時34分 tenki.jp

きょう4日も広く猛烈な暑さが続くでしょう。鳥取市や富山市、さいたま市で38℃まで上がるなど体温超えの暑さの所もありそうです。九州から北海道に熱中症警戒アラートが発表されています。熱中症に警戒が必要です。

広く猛烈な暑さ

きょう4日も猛烈な暑さの所が多くなるでしょう。
最高気温は平年より高い所がほとんどです。九州から東北にかけて、猛暑日(最高気温35℃以上)となる所が多いでしょう。東京都心は今年15回目の猛暑日、仙台市で今年5回目の猛暑日となりそうです。九州や山陰、北陸、関東などで37℃から38℃と体温並みか体温を超すような暑さの所もあるでしょう。鳥取市や富山市、さいたま市などで38℃まで上がる予想となっています。北海道でも札幌市など真夏日(最高気温30℃以上)の所が多く、北見市で猛暑日となる予想です。

九州〜北海道に広く熱中症警戒アラート

熱中症情報を見ますと、九州から東北にかけて広く一番上のランクの「危険」となっています。沖縄や北海道でも「厳重警戒」の所が多くなっています。熱中症リスクが高くなりますので、万全な対策をなさってください。
また、熱中症警戒アラートが鹿児島県、宮崎県、大分県、熊本県、長崎県、佐賀県、福岡県、山口県、愛媛県、香川県、広島県、岡山県、島根県、鳥取県、和歌山県、兵庫県、大阪府、京都府、滋賀県、福井県、石川県、富山県、新潟県、三重県、愛知県、静岡県、山梨県、神奈川県、東京都、千葉県、埼玉県、茨城県、山形県、宮城県、岩手県、青森県、北海道の網走・北見・紋別地方に発表されています。
※熱中症警戒アラートは、熱中症を予防することを目的に、環境省と気象庁が共同で発表して、暑さへの「気づき」を呼びかけるための情報です。熱中症警戒アラートを発表する基準は「暑さ指数(WBGT)」です。暑さ指数は「気温」「湿度」「輻射熱(地面や建物・体から出る熱で、温度が高い物からはたくさん出ます)」を取り入れた、暑さの厳しさを表す指標です。この暑さ指数が、全国を58に分けた府県予報区等のどこかの地点で、「33」以上と予想した場合、熱中症警戒アラートが発表されます。熱中症警戒アラートが発表された所では、日頃から実施している熱中症対策を、普段以上に徹底することを心がけてください。

熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は

熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。
①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。

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