【令和３年 台風第１０号に関する情報】令和3年8月6日05時13分 気象庁発表

令和3年 台風第10号に関する情報 第6号
令和3年8月6日05時13分 気象庁発表

台風第１０号の影響で、沖縄地方では大雨となっている所があります。低い土地の浸水に警戒してください。また、沖縄地方と奄美地方では７日にかけて強い風が吹き、うねりを伴ってしける所があるでしょう。

［気圧配置など］
　台風第１０号は、６日３時には奄美大島の南南東にあって、１時間におよそ１５キロの速さで東へ進んでいます。中心の気圧は９９０ヘクトパスカル、
最大風速は２０メートル、最大瞬間風速は３０メートルで、中心の南東側
４４０キロ以内と北西側２２０キロ以内では風速１５メートル以上の強い風が吹いています。
　台風は、今後日本の南を発達しながら北東へ進み、７日から８日にかけて、
東日本に接近するおそれがあります。台風の進路等によっては、東日本太
平洋側を中心に荒れた天気となり、大雨や大しけとなるおそれがあります。


［防災事項］
＜強風・高波＞
　台風第１０号の接近に伴い、沖縄地方と奄美地方では７日にかけて強い風が吹き、うねりを伴ってしける所があるでしょう。また、台風の進路等によっては、７日から８日にかけて東日本太平洋側を中心に非常に強い風が吹き、
大しけとなるおそれがあります。
　７日にかけて予想される最大風速（最大瞬間風速）は、
　　沖縄地方　１８メートル（２５メートル）
　　奄美地方　１６メートル（２５メートル）
　７日にかけて予想される波の高さは、
　　沖縄地方　　５メートル
　　奄美地方　　４メートル
　の見込みです。
　強風やうねりを伴った高波に注意・警戒してください。

＜大雨・雷・突風＞
　沖縄地方では猛烈な雨が降り、大雨となっている所があります。引き続き６日朝にかけて大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴った猛烈な雨の降る所があるでしょう。また、台風の進路等によっては、７日から８日にかけて東日本太平洋側を中心に大雨となるおそれがあります。
　７日６時までの２４時間に予想される雨量は、多い所で、
　　沖縄地方　　１００ミリ
　　の見込みです。
　土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に警戒・注意してください。また、
竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。発達した積乱雲の近づ
く兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。