週間天気予報 お盆に大雨のおそれ 災害の発生に警戒
2021年8月9日（月）5時48分 ウェザーニュース
2021/08/09 05:34 ウェザーニュース
お盆休み期間を含むこの先一週間は、台風9号から変わる温帯低気圧や、停滞する秋雨前線の影響で大雨のおそれがあります。
■この先1週間のポイント■
・台風9号は温帯低気圧に変わり発達へ・週中頃から来週にかけて大雨のおそれ
・東京は猛暑日の可能性
台風9号は温帯低気圧に変わり発達へ
台風9号（ルピート）は今日9日(月)5時過ぎに広島県呉市付近に再上陸しました。このあとは温帯低気圧に変わる見込みです。
温帯低気圧に変わる過程で発達していて、台風の時よりも危険性が高まるおそれがあります。この低気圧が進む北日本を中心に、10日(火)にかけて暴風や激しい雨に警戒が必要です。
週中頃から来週にかけて大雨のおそれ
海外の機関による降水の予想 7日(土)21時〜17日(火)21時までの10日間積算
11日(水)頃から16日(月)頃にかけて、西日本や東日本に秋雨前線が停滞します。このため、広い範囲で雨が降る予想で、特に西日本では大雨となるおそれがあります。
南西から暖かく湿った空気が断続的に流れ込むため、数日間にわたり断続的に雨が強まり、土砂災害や洪水などが発生するおそれがあります。大雨災害の発生に備えて、避難先の確認などを早めに行うようにし、今後の気象情報に注意してください。
東京は今年初の猛暑か
この先一週間は暖かく湿った空気が流れ込みやすく、晴れていなくても蒸し暑い日が続く予想です。
晴れる所ではさらに暑くなり、東京では連休明けに最高気温が35℃に達し、今年初めての猛暑日となる可能性があります。適切なエアコンの使用や塩分・水分補給などで、熱中症対策を心がけてください。
一方、これまで記録的な猛暑が続いていた北海道では、一転して涼しく過ごしやすい気温になる見込みです。
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