児童文学者・神宮輝夫さん死去 絵本「かいじゅうたちのいるところ」など英米児童文学を多数翻訳

2021年8月13日(金)14時1分 BIGLOBEニュース編集部

画像は「かいじゅうたちのいるところ」冨山房

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絵本「かいじゅうたちのいるところ」の翻訳などで知られる児童文学者の神宮輝夫さんが8月4日に死去したことがわかった。89歳だった。


神宮さんが名誉教授を務める青山学院大学は13日に訃報をホームページで伝えた。また、神宮さんによる翻訳でアーサー・ランサム「ツバメ号とアマゾン号」「ランサム・サーガ」などの作品を刊行する岩波書店もTwitterで追悼。「数々の名作を日本の子どもたちに届けてくださいました。謹んでお悔やみを申し上げます」と忍んだ。


神宮さんは、児童文学を多数翻訳。日本児童文学者協会賞や国際グリム賞などを受賞している。1975年に手がけたモーリス・センダック「かいじゅうたちのいるところ」の訳書は約100万部のベストセラーとなっている。


BIGLOBEニュース編集部 BIGLOBEニュース編集部RSS

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