九州北部の記録的な雨で大雨特別警報も 災害に厳重警戒を

2019年8月28日(水)7時15分 ウェザーニュース


2019/08/28 07:15 ウェザーニュース

秋雨前線や湿った空気の影響で、九州北部や中国地方では昨夜遅くから雨の勢いが増してきました。特に佐賀県内で雨が強く、佐賀市で4時43分までに110.0mm、白石市で4時41分まで109.5mmの猛烈な雨を観測。いずれも観測史上1位の記録的な雨です。

福岡、佐賀、長崎に大雨特別警報

26日(月)の降り始めからの28日(水)6時まで総雨量は長崎県平戸477.5mm、佐賀で419.0mmに達するなど、これまでに経験したことのないような大雨となっている所があります。
重大な災害につながるおそれがあるとして、気象庁は5時50分に佐賀県南部、佐賀県北部、福岡県筑後地方、長崎県北部、五島に大雨特別警報が発表しました。

続く大雨 明日以降も要警戒

今日昼頃にかけては同じような所に発達した雨雲が停滞し、1時間に80mmを超えるような猛烈な雨の降る状況が継続する見込みです。大規模な土砂災害や河川の増水、氾濫による浸水などに、厳重な警戒が必要です。
29日(木)以降も秋雨前線が本州の日本海側に停滞するため、総雨量はさらに増えるおそれがあります。また、湿った風の影響を受けやすい、四国や近畿、東海地方でも雨量の増える所がありますので、警戒が必要です。


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