明日以降も台風の大雨に厳重警戒 次第に停電リスクは減少へ

2024年8月29日(木)15時40分 ウェザーニュース

2024/08/29 15:32 ウェザーニュース

今日29日(木)は台風10号(サンサン)が九州に上陸し、ゆっくり北上を続けています。明日以降は西日本付近をゆっくりと東進し、広範囲で激しい雨が続きます。暴風域は明日までになくなる予想で、暴風による停電リスクは段々と少なくなりそうです。

激しい雨が長引くおそれ

台風10号が通過してる九州では断続的に激しい雨が降り、大雨となっています。
このあとも雨のピークは続き、進行速度が遅いため影響が長引く見込みです。九州では明日にかけても大雨に厳重な警戒が必要です。四国から関東にかけても台風周辺の湿った風が吹き、断続的に雨が強まっています。
台風はゆっくりと東に移動するため、雨の影響は週末以降も継続します。四国から関東では台風が持ち込んだ大量の水蒸気の影響で大雨が続き、台風の進行速度が遅いことから雨量がかさむおそれがあります。局地的には500mmを超える雨が降り、記録的な大雨となるおそれがあるため警戒が必要です。

西日本沿岸部は引き続き停電に注意

非常に強い勢力で台風が上陸したため、九州では暴風が吹き荒れました。鹿児島県を中心に、九州各地で停電が発生しています。
今夜以降は台風は陸上を移動する影響で次第に勢力を落とし、明日30日(金)のうちには暴風域がなくなる見通しです。このため暴風の影響は小さくなり、段々と停電リスクは減少する見込みです。
西日本の沿岸部では瞬間30m/s前後の風が吹くおそれもあり、引き続き停電に注意が必要です。
一方、内陸部では極端に風が強まる可能性は減少し、広範囲での停電は起こりにくくなってきそうです。大気の状態が不安定で局地的には竜巻のような突風の心配もあるため、台風が過ぎ去るまでは最新の情報をご確認ください。

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